これまでの活動内容

平成23年(2011年)

9月新潟県長岡市山古志へ出張。

明治29年(1896)~大正14年(1925)まで小県蚕業学校に勤務していた星野仙之丞先生の実家から、当時の関係資料が多く出てきたとのことから、同窓会の資料保存委員会で見せてもらいに行く。

平成16年(2004)10月23日に発生した新潟県中越大地震。当時の山古志村(平成17年1月に長岡市に合併)が大きな被害に見舞われた。後日解体作業をしていた星野家の建物から、多くの資料が出てきたことから、長岡市に連絡が入り、関係機関によって整理され、近くの旧小学校の建物に保管された。

出向いた当日、長岡市立中央図書館文書資料室の女性職員の案内で、保管されている旧小学校へ行き、小県蚕業学校関連のさまざまな資料を拝見、写真などを撮らせてもらった。

数々の資料が入っている箱
資料の内容をみる同窓会役員
小県蚕業学校に関する資料の一部
小県蚕業学校に関する資料の一部

 

※星野仙之丞(1872~1941)
明治5年新潟県竹沢村(現在の長岡市山古志地区)に生まれる。駒場農科大学(東京帝国大学農科大学の前身)を卒業後、明治29年5月から小県蚕業学校に奉職。当初は教職につくつもりはなく、実家に帰って農業をするつもりだったが、すすめられて教諭になった。最初は腰掛のつもりでいたが、結局、大正14年4月まで25年間勤め、故郷の山古志に帰る。その後も養蚕に関わるも、養鯉に携わり山古志養鯉組合長をつとめる。
今回発見された星野家の大量の資料の中に、錦鯉に関する資料も多数見つかったことから、錦鯉に情熱を傾けていたのではとのこと。現在、錦鯉は山古志地域の代表的な産業の一つになっている。

同窓会による第2回下関市研修視察旅行
11月27日~30日(3泊4日)

翌年の平成24年は本校創立120周年を迎え、記念事業の成功の祈願もこめて、初代校長・三吉米熊先生のお墓参りを兼ねて下関を訪問した。

下関市役所にて中尾市長と懇談
中尾市長(左)に上田産リンゴを渡す
戸島副会長(右)
三吉米熊先生のお墓
すぐ隣にある父・慎蔵氏のお墓
三吉先生のお墓の前にてみんなで読経

功山寺の「万骨塔」には幕末から明治維新にかけて命を捧げた勤王の士の霊が供養されている。長府の篤志家・桂弥一(1849~1939)によって建立されたもの。

ここには、三吉米熊の父・慎蔵、また長野県の松代藩士・佐久間象山(上記写真左)上田藩士・赤松小三郎(上記写真右)の碑もある。

宮の内緑地公園に平成20年5月に植樹されたしだれ桑。

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長野県上田東高等学校
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