5月7日 下関市に「しだれ桑」の苗木を寄贈。植樹祭が行われる。
平成19年より本校の初代校長・三吉米熊の生誕地である下関市との交流が始まったことから、本校のシンボルとも言うべき「しだれ桑」を、下関市にも植樹してさらなる交流を深めていきたいと企画。当初同窓会だけで質素に行おうとしたが、結局、下関市と上田市との正式な行事として行われることになり、下関市の「宮の内緑地公園」にて両市の市長による植樹祭となった。(しだれ桑の苗木は笠原工業より購入。)
案内板への誘導標識は上田市教育委員会が設置。
しだれ桑の看板
下関市立第一長府保育園の
園児たちによる歌の披露
このあと忌宮神社「蚕種渡来之地」の碑の周りと、功山寺の庭園のそれぞれしだれ桑を3本づつ植樹をする。
「蚕種渡来之地」の碑の前で
功山寺の庭園
- ※忌宮神社
- 第14代仲哀天皇、神功皇后が九州平定のため西下、長門国の二の宮に豊浦宮を建て、7年間滞在した地といわれている。「蚕種渡来之地」の碑は、1800年前に中国大陸からはじめてこの地に蚕の種(卵)が渡ってきたとされている。
- ※功山寺
- 1327年(嘉暦2年)に創建された。国宝。幕末に高杉晋作が「維新回天の挙兵」をした寺としても有名。ここには、坂本龍馬の盟友として知られる三吉慎蔵のお墓があり、その隣に慎蔵の子である本校初代校長・三吉米熊のお墓が分骨され並んでいる。
- ※しだれ桑
- 本校はもとより、上田市役所、上田城跡公園などにも植えられておりかつて蚕糸業で栄えた「蚕都上田」の象徴となっている。
上田城跡公園内の看板
上田東高校正面玄関右側庭園