コロナ禍で求められる変化・対応

学校長　　丸尾　泉

同窓会の皆様におかれましては、益々ご健勝でご活躍のこととお慶び申し上げます。

日頃より本校の教育活動に対しまして、物心両面にわたり心温まるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

コロナ禍から一年が経過した令和３年度入学式では、清水同窓会長のご臨席を賜り、新入生271名が入学いたしました。式場での参列はご遠慮いただいた保護者の皆様には、控室にて動画配信を視聴していただきました。昨年度までは実施したことのない試みでした。また一ヶ月前の卒業式では、例年同窓会より卒業生に寄贈いただいている筒型の証書入れから、証書ホルダーに切り替えていただきました。そのホルダーの中に、以下のようなメッセージを頂戴いたしました。

「変化対応という言葉は、何かあったときにも、何にも負けず、そしてすぐそれに対応して次の新しいことに対して突き進んでいく、という強い意志を表している言葉だと考えております。ぜひ皆さん方も強い意志で突き進んでいただきたい。」

これから社会に羽ばたく卒業生にとってとても心強く感じたことと思います。改めて感謝申し上げます。コロナ禍での社会変容は勿論のこと、学校現場も行事の開催の工夫や授業や班活動の感染対策さらには大学入試改革やＩＣＴ機器のさらなる活用の工夫などが求められております。変化に前向きに対応することの重要性を胸に全職員がしっかりスクラムを組み充実した高校生活が送れるよう努める所存であります。

今後とも、上田東高校に対しまして変わらぬご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げ挨拶とさせていただきます。