同窓会会員の活躍状況  しだれ桑 第50号より

高いレベルのサービスを


[丸山珈琲バリスタ]
富永 海平さん(H19年卒)

高校時代の思い出は?

 自分にとって「高校生活=サッカー班活動」といっても過言ではなく、そんな時間を彼らと過ごせたことは自分を大きく成長させてくれたと感じます。サッカー班の仲間とは今でも連絡を取り合いますが、違う場所で頑張っている姿にはいつも刺激を受けます。

バリスタの職に就くまでの経緯とお仕事に対する思いをお聞かせください

 バリスタという仕事は高校時代から知っていました。バリスタの技術を教えてくれる学校も多くあり、そういった所に進学するのも一つの手でしたが、高いレベルのサービスと語学を学びたいと思い、高校卒業後は東京にある「日本ホテルスクール」という専門学校に進学しました。進学したのはホテルの学校でしたが、その時から現在の仕事であるバリスタでいる自分の姿を常にイメージしていました。専門学生時代にはオーストラリアのメルボルンで2年間、卒業後にはインターンシップでスイスのチューリッヒで1年間生活をしていました。海外での生活中もレストランで仕事をしていましたが、それも語学習得の為だけでなく、サービスパーソンとしての一面もある、バリスタになった時を意識して行っていました。チューリッヒから帰国後すぐの2012年の4月に現在の会社に就職しました。実際にバリスタとして働いている今はコーヒーの幅広さや奥深さに圧倒される毎日です。

近い目標とその先の夢は何でしょうか?

 実はバリスタというコーヒーを扱う仕事をしていますが、実際にコーヒーを作っている生産国にはまだ行ったことがありません。今は現地に行き買い付けを行っている社長や、生産国に行ったことのある諸先輩方から教えて頂く話から現地を想像するだけですが、自分の目でコーヒーが作られる現場を観てみたいと思っています。私達が扱うコーヒーは主に中南米やアフリカで作られていますが、そこには自分とは違う文化や考え方を持って生活している方達がいます。そういった方達と消費者である皆様との距離を少しでも縮められるようなバリスタになりたいと思っています。

後輩ヘ一言お願いいたします

 振り返ってみると高校生でいる3年間は本当にあっという間でした。その「あっ」を充実した時間に変えることが出来るのは、その場にいる皆様だけです。ここまで読んで頂いたこの文章が皆様にとって何かのきっかけになれば幸いです。充実した高校生活を!

H19年専門学校日本ホテルスクール入学、H20年4月からH22年3月オーストラリアのメルボルンに留学、ワーキングホリデービザを利用し滞在。H23年3月専門学校日本スクール卒業。同年4月からH24年3月スイスのチューリッヒのレストランにてインターンシップ。同年4月から丸山珈琲ハルニレテラス店で勤務。H25年9月から現在 オープンスタッフとして丸山珈琲西麻布店に異動し現在にいたる。

長野県上田東高等学校
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