１２０周年記念事業のお礼と報告　長野県上田東高校同窓会会報しだれ桑【第48号】　長野県上田東高校同窓会

しだれ桑　第48号より

１２０周年記念事業のお礼と報告

記念事業協賛会会長　清水貞男

同窓会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。　

さて、昨年の「創立１２０周年記念事業」は、同窓会はじめ学校・ＰＴＡの皆様の多大なるご支援・ご協力により、大変盛会のうちに終了することが出来ました。心より御礼申し上げます。１０月１３日の「記念碑除幕式」に始まり、市民会館に移動しての「記念式典」。引き続いて「祝賀会」と大変大勢の方にご参加いただきました。翌日の「野球招待試合」夕方からの「平原さんちのコンサート」も市民の方の参加もいただき大変な盛上がりでした。本年５月には最後の「記念誌」の発行も無事終了することが出来ました。

同窓会はじめ関係各位の皆様のご支援に感謝申し上げると共に、多くの方々のご尽力で培われてきた伝統が引継がれて、さらに母校が発展していくことを心より願っております。

学校教育環境整備

各教室に４基、２６教室に扇風機を設置しました。（１年前倒しで設置済）

資料特別展

日時: ９月１６日～２３日１０時～１７時
会場: 上田市中央公民館３階大会議室

会期中は、初公開資料を多く含む６３点の貴重な写真、文書、図面等や、初代三吉校長が直接口頭で伝授した内容を書き綴った生徒の口述書など当時の蚕業教育を知ることができる資料も展示されました。会場には延べ約３００名が来場され、その際訪れた方に対しては、同窓会関係者による丁寧な解説がされました。

芸術展

日時: ９月１６日～２３日１０時～１７時
会場: 上田市中央公民館３階大会議室

▲同窓生と在校生の世代とジャンルを超えた真の同窓芸術展

記念親睦ゴルフ大会

日時: １０月８日８時～
会場: 上田丸子グランヴィリオゴルフ倶楽部
参加人数: 143人

記念碑建設

鈴木敏文氏のメッセージ「変化対応」を記念碑に刻む

創立１２０周年を迎えるにあたり、明日を担う生徒たちに人生の道しるべとなるべきメッセージを建設する委員会が発足されました。
本校出身で日本経済会のトップとして世界的規模で活躍している、セブン＆アイ・ホールディングス代表取締役会長兼最高経営責任者の鈴木敏文氏にお願いし、『変化対応』という言葉をいただきました。
揮毫は第２５６世天台座主半田孝淳猊下にお願いしました。
台石は倉科清人氏（Ｓ27年卒）より寄贈いただきました。

鈴木文庫開設

“将来に向けて大切な高校時代にしっかりと学び、身につけてほしい”　鈴木敏文氏のそうした願いから図書館に関連図書の寄贈と寄付による「鈴木文庫」が開設されました。

▲図書約1,500冊の購入と書架の整備に使用させていただきました。

学習室リニューアル

創立１２０周年記念として鈴木敏文氏より、学校に多額の寄付をいただいた一部を充当し「学習室」（旧視聴覚室）をリニューアルしました。冷暖房を設置し、隣の図書館と行き来できるよう内装工事を行い学習しやすい環境となりました。

▲学習室整備にあたりその経緯を説明した銘板を設置

記念碑除幕式

日時: １０月１３日１０時～１０時半
会場: 上田東高等学校　玄関左側庭園

「変化対応」という言葉は突き進む強い意志を表したもの

鈴木　敏文氏

晴天に恵まれた１０月１３日、生徒会役員らが見守るなか鈴木ご夫妻、清水協賛会会長、窪田校長ら関係者で記念碑除幕式が開催されました。
清水協賛会長は「校内に入るごとにこの碑を見てほしい。」と語り、また鈴木氏は、「変化対応という言葉は、何かあったときにも、何にも負けず、そしてすぐにそれに対応して次の新しいことに対して突き進んでいく、という強い意志を表している言葉だと考えております。ぜひ皆さん方も強い意志で突き進んでいただきたい。」と力強いエールを贈られました。